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【郷土探究2】11月6日土呂久研修


中はひんやり。大切坑見学

 11月6日、一日研修として、土呂久研修に行ってきました。高千穂の奥地、小さな集落が並ぶ土呂久地区。その歴史と現状について、前日から宮崎大学の川原一之先生に来ていただき、事前学習を行いました。当日は多くの講師の方にお話をいただき、さまざまな観点で地域の現状を学ぶことができました。
 朝から最初に大切坑という土呂久の鉱山に掘られた坑道の見学と、土呂久鉱山跡地についてフィールドワークを行い、かつて隆盛を誇っていた土呂久の姿を、今ではのどかな草原が広がる広場に見ることができました。
その後、高千穂牛を育ててらっしゃる繁殖農家の方に畜産の話をお聞きしたり、地域の農業や用水路の歴史についてお聞きすることができました。

 午後には土呂久地区の公民館長に過疎が進んでいる土呂久の現状について、生きた意見を聞くことができました。高齢化社会の進んでいく日本において、これから先の多くの農村部が直面していく課題について、考えることができました。最後には土呂久鉱害裁判について紙芝居を見て、その生々しい戦いの日々について聞くことができました。
 

く・・・熊の毛皮?!?!
迫力の紙芝居!聞き入ってます。

生徒たちはさまざまな土呂久の生の声を聞き、知識として知った物事をほんとうの意味で理解する難しさと価値を感じたようです。


鹿の角!!こんな風なのか?
いい天気!お弁当も美味しい♫