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3月3日に卒業式が執り行われました。
夏に九州を襲った大型台風の影響で、本校の体育館が使用できず、
五ヶ瀬町の町民センターで行いました。
「いつも通りではない」場所でしたが、心温まる式となりました。

卒業生
卒業証書授与

また、今年度の卒業生はコロナウイルス感染症の拡大を受け、海外研修が中止になったり、ほかの行事も中止や短縮・規模縮小したり、楽しく会話をしながらの食事ができなかったり・・・と悔しい想いをたくさんしてきた生徒たちです。マスクでの生活が当たり前となっていた生徒たちですが、本日は卒業生のみマスクの着脱は個人の判断に任せる形となりました。
今まであまり歌うことのできなかった校歌や卒業式の歌(正解 RADWIMPS)も心を込めて歌うことができ、とても感動的でした。(歌唱時はマスク必須着用)
このようにコロナ前の日常が、少しずつではありますが戻ってきています。


卒業生代表 答辞

卒業生代表として答辞を読んでくれた江口くんも、コロナ禍で体験した悔しさや、どうにもできない歯がゆい想いを述べていました。それと同時に寮生活という苦しさもあったようです。
しかし、そのような状況でも最善策を探していく姿勢や、できることは全力で楽しむことなどを模索していたようです。
そして、なんといっても「6年間、親元を離れ寮生活をした」という部分に大きな成長を感じるとともに、親への感謝はとても言い尽くすことができないようでした。
五ヶ瀬での経験を活かして、これからはそれぞれの道で、自分たちなりに羽ばたいていくという気持ちも述べてくれました。

卒業生は堂々としていて、その姿はとても凜々しかったです。
在校生には、そのような先輩たちの姿が刻み込まれたことと思います。

                            (教務部)