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科学の祭典に招待されました

本校4年生(高校1年)の森さんが昨年度「第67回日本学生科学賞中学校個人研究の部」において「文部科学大臣賞」を受賞したこともあり、

27日・28日の2日間に東京の科学技術館で行われた科学の祭典に招待されました。

以降、参加した本人が残した2日間の感想と記録を掲載させていただきます。


発表の様子

 1日目は、まず午前中にノーベル化学賞を取られて現在は科学技術館の館長をしている野依良治先生と他に祭典に参加しているの本学生科学賞を受賞した人たちと交流をした。その後、東京のSSH校から参加している人達との交流も行い、互いに研究について話した後、テーマを決めてディスカッションを行った。

 私のグループでは「死」を科学的観点からみたらどうかということを話し合った。高2の人たちがほとんどで、「地学的に見たら化石みたいに…」と難しい視点からみており、理解できることは少なかったが納得する部分もあった。

 ディスカッション後、グループの人たちに最初ブース発表を手伝ってもらうということがあり、興味を持ってくださった高2の先輩が2日目のステージ発表も見に来てくださった。ステージ発表だけでなく、ブースでもクラウンの研究についてたくさん質問してくださり、最後にはラインの交換もでき仲良くなれた。

質問に対応している様子


 ブース発表では、見に来てくださった方全員に研究をすべて説明することは難しいため端的にまとめる必要があった。それでも、国立研究開発法人のかたや、サイエンスコミュニケータをされているかたたちからは鋭い質問・アドバイスをいただき、多くのことに気付かされた。なかなか科学系の先生がたと交流する機会がないため、いただいた意見をもとに今後の研究に活かしていきたい。

 この祭典は子どもたちに科学に興味を持ってもらうというもので、どうしたら子供たちが興味を持ってくれるのか、5〜6月くらいからずっと準備をしていた。私は、ブースで実際に子どもたちにミルククラウンを作ってもらうことにし、その結果、多くの子どもたちが寄ってくれた。保護者のかたのスマホでスローモーション撮影をしていただき、その動画を持って帰っていただくというお土産にもなったと思う。子供は水遊びなどが好きだから、牛乳やスポイトでたくさん遊んでいた。子供も保護者も多くの人にクラウンについて興味を持っていただけたと思う。(中には、韓国人も来てくださり逆に緊張してしまいました。)


一緒にクラウンを作っている様子


 普段経験できない機会だったので、参加してよかったなと思いました。楽しかったです!!!



経験や体験は、必ず自分の財産となります。

今回、学んだことや気づいたことをぜひ、次の探究や進路実現の糧にしてください。