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【1年探究】カヌー体験

先日、1年生の探究の時間に五ヶ瀬町鞍岡の道の上地区で「カヌー体験」が行われました。

1年生、そして学年団の職員もこのカヌー体験を心待ちにしていました。しかし、天候や河川の水位などで実施ができないことも十分に考えられるプログラムということもあり、当日まで実施できるのか、できないのか不安なまま当日を迎えました。

前日に雨も降ったことにより、川は多少濁りまじりでしたが、結果的にカヌー体験を行うことができました!

NPO法人五ヶ瀬自然学校の代表杉田さんとスタッフのみなさんが講師として、①川でのレスキューの方法、②カヌーの操作の方法の2つをグループに分けて指導してくださりました。

①川でのレスキューの方法では、ライフジャケットの意味や、流されたときの姿勢、ロープを使ったレスキューのやり方を教えていただき、それぞれ実践しました。川の冷たさ、流れの速さにきゃーきゃーと悲鳴を上げながらも教わったことをしっかりと実践できていました。

②カヌーの操作の方法では、パドルの使い方からカヌーへの乗り方など丁寧に指導していただき、みんな上手にカヌーにのることができました。限られた時間内で、何度も何度も下っては登り、下っては登りを繰り返していました。

最後に指導してくださった杉田さんから、川の危険性、五ヶ瀬川のうつくしさ、川のきれいさの話をしていただき、一人の生徒が「もし自分の大切な人が溺れたとき、助けられるようになりたい。カヌーはとても楽しかった。もう一度やりたい。」と感想を述べてくれました。

川から私たちは様々な「恩恵」を受けている一方、川での水難事故や河川の氾濫のニュースが絶えません。いろいろな側面から川のことを考え、今まで一年生が学習してきた「田植え」や「神社」とのつながりを考えられるようになってくれることを願っています。