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【5年探究】東京大学教授・梶谷先生をお迎えしてのワークショップ

9/22に行われたGF探究の時間においては、東京大学の梶谷先生とワークショップを行いました!この授業では、「問いづくり」という課題研究において不可欠なスキルに焦点を当てました。

梶谷先生のプロフィールです(東京大学ウェブサイトより)。

梶谷先生が行った2時間の授業では、まず「問いづくり」に繋がるスキルを身につけるための講義から始まりました。課題研究を進める上で、適切な問いを提出することはとても重要です。まず生徒たちは、梶谷先生から問いをどのように考え、構築していくのか?という根本的な部分についてのレクチャーを受けました。

梶谷先生の話を真剣に聞き入っています

次に、講義の題材として京都大学・柳瀬陽介教授の『AI・機械翻訳・英語学習』についての論文を取り上げ、読み込む作業を行いました。この論文自体たいへん興味深いもので、機械翻訳と英語学習を様々な側面から捉えた内容で、高校生にはやや難しい?内容でしたが、それでも生徒たちは真剣に取り組んでいました。

論文中の様々な用語を調べて、まずは小さな問いを積み重ねます

その後、授業の中で行われたワークショップでは、論文の内容を元にした問いから、より一般化された問いに変化させる作業が行われました。生徒たちは自分の考えを深め、課題研究での問いづくりに活かせるスキルをタップされつつ、クラスメイトと協力しながら徐々に一般化された問いにアプローチしている様子でした。

個人ワークでアイディアを煮詰めます

問いを正しく設定し、深化させる能力は、将来においても非常に重要です。梶谷先生の授業から得た知識とスキルを、今後の学びに生かしていくことでしょう!問いを大切にし、知識の探求を進める際には、ぜひ今日の内容を活用してみて欲しいものです。

学年団職員一同も、生徒と共に梶谷先生のような優れた教育者から学びを得る機会を大切にし、共に成長していけたらと思います!

(文責:後藤)


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